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皆さんの子育てに関するドキュメンタリーをお届けします
by kosodatey
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子供の夢

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: :*▲▲▲▲*  「子供の夢」 
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┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.45 ━━━━━━━━┛

息子は、高校時代、毎日
家から13km離れた学校まで、
ジャージ姿にリュックを背負って
走って通学していました。

毎朝5時半に起きて6時半に家を
出ます。

学校へ着くと、それからまた
駅伝部のメンバーと合流し
40分走をします。

学校の授業は、疲れて眠いので
半分は寝ています。

2時間目と3時間目の間で弁当を食べ
昼は、パンと牛乳です。

特に牛乳は1日1リットルも飲みます。

夕方になるとまた駅伝部の練習で、
20kmから30km走ります。

その後、学校から家まで走って帰って来ます。

こんなハードな毎日ですが、1日も学校を
休んだことが無く、3年間ずっと皆勤賞です。

私には、なにが楽しいのか、さっぱり
分かりません。

その疑問を、息子にぶつけると、
息子は、「自分との戦いかな・・・」

「自分で目標を決めそれを達成した時が
最高に気持ちいいよ。」と答えました。

そして、いつも走っているとき、『早いぞ』
『強いぞ』と呪文のように心の中で言い続けた
そうです。

駅伝部に入りたての時は、ビリでした。
負けず嫌いの息子は、高校1年生の秋には、
校内で3番目に早く走れるようになっていました。

高校3年生になると、自分より早い人がいないので、
他の学校へ乗り込んで、自分より早い人と練習を
していました。

全国大会には行けませんでしたが、
全国版の陸上雑誌や地方新聞に、
名前が載るくらいの実績は収めました。

そして、某実業団からスカウトされました。

それを聞いた息子は、喜んで飛び跳ねていました。

夢にまで見た実業団からのスカウトです。

でも、夫と私が反対した為、息子は夢を
諦めてしまいました。

私達の反対の理由は、スポーツで就職しても
本人が走れなくなると、その会社にいづらくなる、
もしくは、辞めなければならないからです。

そして、陸上選手として、食べて行くのは
あまりにも厳しく、選手生命も短いと思いました。

息子には、本当に可愛そうなことをしました。

出来れば、息子の夢を応援してやりたかったです。

息子も最後まで、行きたいと望みましたが、
私達の言うことを理解してくれて、
とうとう諦め地元での就職を決めました。

今は、就職先の会社で、駅伝部を作り地元の大会
で活躍しています。

私は、夢中で打ち込めるものを持っている
息子のこと羨ましく思いました。

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by kosodatey | 2008-05-24 19:02
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