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皆さんの子育てに関するドキュメンタリーをお届けします
by kosodatey
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最初の子育て

初めての子供というのは、
どうしても分からないことだらけで
誰でも苦戦するものです。

一人を終えれば、二人目からは要領が分かるのですが、
なんといっても一人目ばかりは育児書通りにはいかないもの。

今日は、初めての子を授かる喜びとともに
ある種の困惑も隠せない、母親とその悩みを紹介します。


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: :*▲▲▲▲*  「最初の子育て」 
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「どうしてお母さんの言ってる事が分からないの?」

電車の中で人目もはばからず
子供を怒鳴る親の姿に自分を重ねていました。


2年前、31歳の時
初めての子供を授かりました。

待望の赤ちゃんだったので、
子供が出来たと分かった時は主人と二人で大喜びしました。

もちろん、今でも子供がいることの喜びは計り知れず
3歳になる息子はとても可愛いのですが
日に日に膨らむストレスに耐えられなくなっていることに気づきました。


息子が1歳半年くらいの頃でしょうか。
トイレでトイレットペーパーをぐるぐると
出しきったことがありました。

様子がおかしいと、トイレに行き気づいた私は
まだ言葉も分からない息子をただ
怒鳴りつけたのを覚えています。

私は息子のことを、ずっと
「なんて聞き分けの悪い子なのかしら」と思っていました。


そんな“しつけ”のつもりが
実は自分のイライラを子供にぶつけていたのだと
認めることができたのは最近です。


子供を生んでも働きたいという思いが強く、
息子が1歳に満たない頃から保育所に預けることもしばしばでした。

朝、子供を預け、夜も更ける9時頃に迎えに行き
家に帰っては構ってあげる元気もなく
買ってきたお惣菜を食べさせる毎日でした。

そのうちに保育士さんから息子が
「ママは僕のことが嫌いだから、全然遊んでくれないし、よく怒るんだ。」
と言っているということを聞きました。

それでも迎に行くと、喜んで飛びついてくる息子に
疑念を抱き、自分の子供であるのに、
子供のことがよく分からなくなってしまいました。

そもそも自分の子であるのに、
どうしてこうも考えが違うのか、理解できないのか、
自分を保てなくなっていた時、一人の奥さんから教わりました。


「子供でも一人の人間なのよ。それは赤ん坊でも、同じで、
 あなたとは違う、一人の人なのよ。だから、
 何かをしてはいけないことを教えるときは、ただ怒るのではなく、
 きちんと理由を説明してあげなきゃ。」


確かに、私は「どうせ、この子には理解できない」と、
最初から見切っていた部分がよくありました。
また仕事の疲れなどで八つ当たりしていた部分もあったと思います。

でも、それではいつまでたっても子供には分からないし、
私も我が子が分からないことを知りました。


また、彼女はこう言いました。


「お母さんが嫌いな子供はいないのよ。」


どんなに私がつらく当たっても、怒っても、構ってあげなくても
それでも「ママ、ママ」と寄り添ってくる息子がよぎりました。

私のような母親でさえ、そうなのですから尚更、
子供にとって母親と言う存在の大切さが身にしみた瞬間でした。


子供は皆、母親が大好きなのです。

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by kosodatey | 2007-09-04 19:20
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